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[エッセイ]何点を目指すのか?

こんにちは! 河東遊民です。

今日は『何点を目指すのか?』というエッセイを書きましょう。

0点から80点までに必要な努力の量と、80点から100点にするまでの努力の量は同じくらいだ、というような話があります。80点まで30時間かかるとしたら、80点から100点までも30時間かかる、みたいなことですね。本当に同じ時間がかかるかどうかはともかく、実感としては、たしかに同じくらい大変かな~と個人的には思います。むしろ、80点から100点のほうが大変かもしれません。

100点、つまり完璧を目指すというのは、とても難しいのです。一切のミスが許されません。どれだけ勉強しても、絶対に100点を取れる、という自信が持てることはないでしょう。範囲が明確にわかっている、単語の小テストなどでは満点を取れるかもしれませんが……。

受験でよくある失敗パターンは、自分の得意科目に集中して、苦手な科目をおろそかにすることです。つまり、すでに80点取れる教科に全力を出してしまう、ということですね。もう伸びしろが20点分しかないのに、完璧ではないから、と頑張りすぎてしまうのです。

本来は、苦手な科目ほど時間をかけるべきなのです。さすがに0点ということはないでしょうが、50点から80点にするのは、それほど難しいことではありません。基礎をしっかりと押さえれば到達できるのが80点という領域です(もちろん問題によるが)。

さて、小説の場合は、どうでしょうか。80点を取れば良いのか、それとも100点を目指さなければならないのか、難しいところです。たとえ日本語が下手で、慣用句などを間違って使っていても、ストーリーが最高に面白ければ受賞することもあるでしょう。受験とは違って、自分の武器を見せることができれば受賞できるかもしれません。また、総合力で勝負をするタイプの作家もいるでしょう。

芸術に関しては、ひとつの技能をひたすら磨くのもアリだな、と思います。しかし、さすがに0点は厳しいので、他の項目も60点くらいは取れるようにして、得意なところは100点を目指すようなイメージが良いのかもしれません。どうなんでしょうね。

なんにせよ、まずは自分がどれくらい点数を取れているのか、ということを客観視することが重要でしょう。受験であれば模試を受けることで力を測定することができます。小説であれば、新人賞の評価シートである程度自分の力を測定できるでしょう。怖がらずに、挑戦してみて、しっかり自分の実力を把握することが大事ですね。

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