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成長を実感したければ

こんにちは! 河東遊民です。

今日は『成長を実感したければ』という過去に書いたエッセイです。

成長を実感できないときは、時間を無駄にしてしまったな、と思うのではないだろうか。だらだらと、何度も読んだような漫画を読んだときとかである。新しい発見があるわけでもない。もう何度も読んでいるから、べつに面白いわけでもない。それなのに、ただ、時間を潰すためだけに読んでしまう。もちろん、成長なんて実感できるはずもない。

時間を消費したときに、その見返りとして何かが欲しい。労働ではないから、お金はもらえない。それでは、何が得られるか? 知識か? 名誉か? 友だちか?

いろいろあると思うけれど、とにかく、自分の成長を見ることができると、あまり時間を無駄にしたな、とは感じないのではないだろうか。

たとえば、ビジネス術、みたいな新書を読んだとしよう。そこで自分も、こういう風にやってみよう、と前向きな気分になれたら、実際の自分は何も変化していないのだけれど、気持ちがほんの少しだけ前進している。そういう変化がないとつまらない。退屈だ。

勉強は変化がわかりやすい。努力すれば努力するだけ、時間を注げば注ぐだけ結果が出る。もちろん、結果が出ないこともあるのだが、それは効率が悪い方法を取っているのか、そもそも方向性が間違っているかのどちらかだ。そのどちらかであることがわかるのも、ある種、結果である。ああ、無駄だったんだ。じゃあ、次はああいう風にやってみよう、次はこういう風にやってみよう。いや、いままでは効果が出ていないけれど、もうちょっとつづければ効果が出るんじゃないか、とかいろいろ考えて進んでいくわけである。

成長を実感したければ、自分の苦手な分野や、未知の分野に手を出すと良い。僕は、ちょっとだけ英語ができる。いまから100時間費やしても、そんなに英語力は伸びない。もちろん伸びているのだが、ちょっとしか伸びない。60が65に上がるかどうか、という程度である。ところが、もし中国語をはじめたら、100時間あれば0から30くらいまでは上がると思う。中国語を勉強したことがないので適当だが、とにかく新しい分野というのは伸びるのが早い。めきめき成長していく。

高校受験をする生徒によく言っていたことだが、得意な科目を80点から90点にするのには、とてつもない時間が必要になる。だが、苦手な科目を20点から60点にするのは、それほど難しいことではない。もしかしたら後者のほうが労力は少ないかもしれない。だから、効率よく勉強してバランスの良い成績にしなさい、みたいなことを言っていた。なんとなくそのことを思いだした。

苦手なことに挑戦してみよう。すぐに成長が実感できて面白い。

でも、ひとつの道を究めないと辿り着けない場所もあるのではないか、と感じている。まだ究めたことがないので、漠然と、そう感じているだけのことだ。英語と小説は、もうちょっと頑張って極めていきたいな、と思っている。

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