『傀儡のマトリョーシカ』が4月30日頃に講談社ラノベ文庫より発行されます!

どうやって本を売るか②

こんにちは! 河東遊民です。

今日は先日に引きつづき『どうやって本を売るか?②』という記事でやっていきましょう。

まず、なぜ本が売れないのか、という原因を考えてみましょう。本だと主語が大きすぎるので、ライトノベルでも良いですけど、まあ、もっと明確に、講談社ラノベ文庫の新人の本は、なぜ売れないのか、ということを考えます(僕が知らないだけで、もしかしたら、とてつもなく売れている新人さんがいるのかもしれませんが……)。

一番はじめに思いつくのは、埋もれるから、ですね。よく言われていることですが、いまは本が出すぎている時代です。昔と比べてライトノベルレーベルも増え、出版点数が増えています。1冊あたりの売り上げが、どんどん減っていることでしょう。まあ、ここに関しては個人ではどうしようもありません。出版点数を減らし、自分の作品だけを出す、というようなことは不可能なので、あまり考えても意味がないでしょう。もしあり得るとしたら、他の出版社が本を出す数を減らす月を狙う、とかですね。まあ、これもあまり効果があるとは思えませんが……。

埋もれるのはなぜか、ともっと深く掘っていきましょう。講談社ラノベ文庫は、あまり棚が取れていない、というのは共通認識ではないでしょうか(そうでもない?)。僕の観察だと、小さな本屋だと本当に棚がありません。置いてあっても3冊とかです。ただ、大きめの本屋に行けば、それなりに本が置いてあります。もちろん、電撃文庫などとは比べものになりませんが、ある程度の棚は確保されているように思います。大阪や東京などの中心地にある大きめの本屋に行けば買えるけれど、街の本屋とかには置いていない、というような感じでしょうね。棚が少ない問題も、作家個人にはどうしようもありません。自分の本を頑張って売って、棚を広げていく、くらいが可能なことでしょう。あまり考えても意味がないように思います。

同様に、本の刷り部数が少ないような気がする問題も、作家個人には、どうしようもありません。そもそも、他レーベルと比べて本当に部数が少ないのか、というのはわかりません。無理に刷ったところで、棚が取れていないのだから無意味のような気もします。どこにも押しつけられない在庫が余ってしまいます。

新人の本をほとんど宣伝しない、というのも、まあ、利にかなっています。宣伝は、売れる本にコストをかけたほうがビジネスとしては有利だからです。わざわざ売れるかどうかわからない本にお金をかけるほどの余裕はないでしょう。レーベル自体は新人作家を売り出したくても、出版社全体として見たときに予算が下りない、ということだと思います。編集さんと話してわかったのは、売ろうとは思っているが、売るための人員も予算も足りない、ということですね。たしかに新人を売るにしても、ラノベより漫画に注力したほうがビジネスとして成功しそうな気がします。

僕個人としては、棚がないこと、部数が少ないこと、宣伝が少ないことは気にしていません。それを承知で応募しています。むしろ、その状況を逆手にとって、マイナーな本で勝負しよう、という考えです。

今日は売れない原因について考えました。まだ前提条件を確認しただけですね。明日以降は、その原因にいかに対処していくのか、ということを考えます。

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