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[書評] 森博嗣著『なにものにもこだわらない』は二度、三度と読みたくなる本

こんにちは! 河東遊民(@KATO_Yuumin)です。

今回は、森博嗣さんの書籍『なにものにもこだわらない』の書評をします。

『なにものにもこだわらない』について説明します。

なにものにもこだわらない
森博嗣
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なぜ森博嗣さんは、『こだわらないほうが良い』と言うのか?

それを説明する前に、まずは著者の森博嗣さんを紹介しましょう。

著者 森博嗣さんについて

詳しい説明は森博嗣さんのWikipediaを見てください(笑)。

簡単に説明すると、総発行部数1700万部を越える超売れっ子作家さんです。

主にミステリーの分野で活躍されていましたが
最近ではエッセイや新書なども出版されています。

僕は森博嗣さんの大ファンで、多くの本を持っています。

新刊が出たら必ず買います。

そういうファンの書いた記事だ、ということを覚えておいてください。

なぜこだわらないほうが良いのか?

この本は、森博嗣さんの書くエッセイ(?)のなかでも難しいと思います。

本来、僕は作品の中身にあまり触れませんが、今回だけは軽く説明します。

1.こだわりは省エネルギー

たとえば赤色にこだわりのある人がいるといましょう。

何かを買うときは、絶対に赤色だとします。

靴は赤。服も赤。バッグだって赤。

そう決めておけば、考えなくて良いのです。

何かを買うときに、いちいち考えていたら疲れます。

だから疲れないように、最初から決めておくこと。

それが『こだわり』なのです。

2.こだわらないと疲れる

こだわることが省エネルギーだという話をしました。

その逆に、こだわらないと疲れます。

何かを決めるときに、いちいち自分で考えないといけないからです。

部屋を白と黒で統一する、と決めておけば楽です。

ところが、自分でほしい色の家具を選ぶとしましょう。

どんな家具があうか、バランスがおかしくならないか、など考えないといけません。

3.こだわらないことで、考えることができる

こだわることで考えなくても生きていけるようになります。
楽です。省エネです。

その反対で、こだわらないと、常に考えつづけなければなりません。

多くの人間は考えたくありません。疲れるからです。

しかし、疲れるけれども
考えつづけることで、たくさんの利が得られるよ、というのが
この本のメインの主張だ、と僕は考えます。

自由を得るためには考えなければならないのです。

4.しかし、こだわらないことにもこだわらない

ここからが、また少し難しいのです。

こだわらない、ということに執着するのもいけません。

こだわったり、こだわらなかったりしましょう、と本には書いてあります。

ここが、この本で一番難しいところだと思います。

こだわらないことにこだわりすぎない、みたいなことが書いています。

禅問答のようです。

だいたい、こだわらないように生きていきたい、くらいの緩さが大事なのだとか。

 

この本を読んで、具体的に得があるわけではありません。

すぐに実践できるようなことも書いていません。

この本は、生きる上での基本的な方針を教えてくれる本なのです。

たぶん、一度読んだくらいでは消化できていません。

僕も今年のうちに2回、3回と読んで、少しずつ取り入れていきたいと思います。

小説家には自由な発想が必要です。

小説家志望の人にもお勧めの一冊です。

すぐに力になるわけではありませんが
日々の生き方から、少しずつ変えていけるような本だと思います。

 

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