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物語の神様

こんにちは! 河東遊民です。

今日は『物語の神様』というエッセイを書きましょう。

僕は無神論者です。だから、神という表現を使うのは少し抵抗があります。しかし、物語を読んだときに、いわゆる『神』を感じる瞬間があるのです。ちょっとスピリチュアルですけど……。感動とか、そういう次元を越えたレベルの感動とでも言いますが、強く感情を揺さぶられたときに『神』を感じることが多いのです。

たぶん、日頃から物語を読む習慣のない人もいるでしょう。そういう人たちは、いったい何に神を感じているのでしょう。神のいない世界で生活していてむなしくならないのかな、と心配になります(大きなお世話?)。普通の人々は、人間関係とか、食事とか、性行為とか、そういうものに神を感じているのでしょう。きっと……。

物語というのは、映画でも良いですし、小説でも良いですし、ゲームでも良いです。ストーリーのあるものならなんでもOKというのが僕の考えですね。物語を読んでいて、本当に神を感じる瞬間があるのです。自分でも、そういう作品を書けたら良いなぁ、と思っていますけど、なかなか難しいですね……。

神を降臨させることのうまい作家がいます。田中ロミオさんとかは、その傾向がありますね。田中ロミオさんのゲームをプレイしたり、小説を読んだりしたときは、かなり高い確率で神を感じます。これは単に好きとか、そういうレベルを越えているように思います。好きな作家でも、神を感じない場合のほうが多いからです。面白い作品は、この世界にあふれています。しかし、神を感じる作品は、そんなに多くはありません。ヘッセとかは結構神ですけど。ウェルベックとか……。うーん。

そうそう、漫画でも神を感じますね。志村貴子さんの『青い花』は神でしたねぇ……。

神の降臨するような作品は、上手いとか、全然思わないんですね。そんなに冷静に分析して読めません。最初から最後まで一気に読んでしまいます。細かいところに目がいかないというか、その世界に没入してしまうというか。普通に小説を読んだりしていると、言い回しが気になったり、文体が気になったりするものですが、神を感じる作品は、何も違和感なくすらっと読めてしまいます。

しかし、自分の作品で神って感じられるんでしょうか。田中ロミオさんとか、自分の作品を読んだときに『神やん!』とか思うんですかね。どこかで直接お会いする機会があればきいてみたいものです(無茶)。

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