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偏差値の話

こんにちは! 河東遊民です。

今日は『偏差値』について書きましょう。

まあ、本当に詳しく知りたい人は、Wikipediaなどを読んでいただければよろしいかと思います。

リンクも張っておきましょう→『偏差値(Wikipedia)

 

偏差値という言葉は、高校受験を意識しはじめた中学生の頃にはじめて耳にするかと思います。どういう定義なのかを詳しく知っている人は、意外と少ないのではないでしょうか。なんとなく、偏差値が高ければ頭が良さそうなイメージ、くらいで捉えている人も多いのでは? それも間違いではないですけれど……。

受験界ではよく言われていることなのですが、高校の偏差値からマイナス10くらいした数値が、大学の偏差値となります。ちょっとわかりづらいと思うので具体的に説明しましょう。都内(あるいは県内、府内、道内)の、およそ偏差値60くらいの都立高校に進学したとしましょう。そのまま三年が経過し、大学受験の際に偏差値60の大学へ進学できる……というわけではありません。もちろん、個人の努力次第でどうにでもなることなのですが、基本的には、偏差値60の高校の生徒は偏差値50程度の大学へ進学することになります

なぜ、こういうことが起きるのか、ということを説明しましょう。

まず、偏差値というのは、テストを受けた集団のなかで、どれくらい自分が平均値から外れているのか、ということを示しています。高校受験のときは、かなり多くの人間がテストを受けることになります。現代の日本で高校進学をしないという人は少なく、ほぼ全入の時代です。そうなると皆が高校受験の際に試験を受けるわけで、学力上位層と下位層の間に大きな開きが生じるのです。

日本で大学進学率は50%くらいです(短大とかいろいろありますが、およそ)。つまり、高校受験をした全生徒の数を100とすると、大学受験のときには50になるわけですしかも、学力上位層はそのまま残っているのに対し、学力下位層は大学に進学せず就職したり、フリーターになったり、専門学校へ進んだりするわけですね。学力下位層が消えることで平均値が上昇します。そういう過程を経て高校の偏差値と大学の偏差値が10くらい変わるわけですね。

高校と大学で偏差値が10変わるといっても、すべてに当て嵌まるわけではありません。たとえば慶応大学などは偏差値70を越えていたりしますが、偏差値80を越えている高校でなければ進学できない、などということはありません。正規分布の話をするとややこしくなるので、やめておきますが……。

たぶん河合塾などの偏差値表で最下位の大学が偏差値35くらいだと思います。高校の偏差値が45くらいでないと一般入試で受かるのは難しいかもしれません。でも、推薦入試ならもっと簡単になりますし、いまはいろいろな受験方法があります。今日の偏差値の話は、純粋な学力のみで測定される一般入試の話でした。

ちなみに、僕は偏差値42くらいの高校に通っていました。1年間浪人をして、偏差値72.5くらいの私立大学に入りました。特に自慢というわけではなくて、ちょっと頑張れば、それくらいは簡単だということです。早稲田くらい、誰にでも入れます

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