『傀儡のマトリョーシカ』が4月30日頃に講談社ラノベ文庫より発行されます!

楽しく小説を書く方法

 まず大事なのは、『楽しい小説を書く方法』ではないことですね。そんな方法は知りません。どうやって読者を楽しませるか、みたいなことは、さっぱりわかりません。

 今日は、どうやって楽しく小説を書いていくか、というお話です。ありきたりで誰かが言いそうな意見を述べておくと『自分の好きなものを書く』とか『他人の批判は無視しろ』とか『自分と他人を比べない』とか、そういうことになると思います。うーん。普通すぎますね。わざわざ日記で書くほどのことでもないでしょう。

 楽しく小説を書きたいときは、竹串を横にして、歯で噛みながら書きましょう。イーというときの口をするわけです。なぜそんなことをするのかというと、人間は、嘘でも笑顔をつくっていると、自然と楽しい気持ちになるのです。ある研究で、無理矢理笑顔をつくった状態で本を読んだとき、笑顔をつくらなかった人たちよりも、楽しく感じた人が多かったのです。感情というのは体がつくる部分もあるわけですね。そういうわけで、小説を楽しく書きたいときは、無理矢理にでも笑顔をつくってみると良いでしょう。

 これは小説を読むときにも当然使えます。いまから小説を楽しく読みたいな、というときには笑顔をつくれば良いわけです。

 逆に、小説をつまらなく読みたいときは、口をすぼめるような形にすると良いようです。不満のときに口をとがらせる、みたいな表情と似ているので、不快な読書を楽しめます。不快な読書なんてどこで使えるんや、という意見もあるでしょう。僕は、自分の作品を冷静に読みたいときは、ちょっと不快なほうが良いと思います。推敲のときは口をすぼめてみると良いかもしれません。

  将来的には、希望の感情を選ぶと、顔面の筋肉を無理矢理押さえつけてくれるようなウェアラブルデバイスができるかもしれません。楽しいボタンを押すと、機械に無理矢理笑わせられるわけです。うーん。ディストピア……。

 まあ、落ち込んでいるときほど、無理にでも笑顔をつくったほうが良いと思います。なんでも良いですけど、自分が笑えるものを持っておくと強いですね。お笑いでも良いし、ラジオでも良いし、なんでも良いですけど。不満があるときほど笑いましょう。町中で一日中笑っていると、変な人として見られますけど……。

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