『傀儡のマトリョーシカ』が4月30日頃に講談社ラノベ文庫より発行されます!

本を速く読めなくなった

 僕は、もともと本を読むのが速いほうだったと思います。まあ、速読というほどではありませんが、1冊の本を1~2時間くらいで読んでいました(厚さにもよるけれど、文庫300Pくらい?)。読書家のなかでは普通のほうだと思いますけど、一般的な、普段から文章を読む習慣のない人たちと比べたら、そこそこ速いほうでした。現代文を解くにあたって、時間が足りない、みたいなことはほとんどありませんでした。

 ところが、昨年か一昨年くらいから、スローリーディングをはじめたわけです。どういう読み方かというと、頭のなかで声を出して、ゆっくり、一行ずつ読む、という読み方です。この読み方は精読向きで、本の内容が記憶に残りやすいというメリットがあります。デメリットは、もちろん時間が掛かってしまうことですが……。

 スローリーディングをはじめた当初は、スピードリーディング(速読のこと)と両立できており、任意でスピードを切り替えられたのです。速く読みたいときと、じっくり読みたいときでスピードを調節できていたのですが、ここ1年くらいスローリーディングばかりしていたためか、最近は速く本が読めなくなってしまいました。

 どれくらい遅いかというと、たとえば文庫300ページの本を読むのに1週間とか掛かります。1日2時間くらい読んでいるわけで、14時間も掛かっているわけです。まあ、これも贅沢といえば贅沢ですね。じっくり楽しめてよろしいかと。ただ、情報を高速で摂取する、みたいなことができなくなってしまいました。

 これは僕の理想ですけど、小説はスローで良いと思います。じっくりのんびり自分のペースで楽しめばよろしいかと。ただ、新書とか、情報を摂取する目的の本は、スピードリーディングができると便利ですよね。細かい描写まで追う必要はなくて、ざっくり、どんな内容だったかがわかれば良いわけですから。小説を読むときも、ざっくり構成を知りたいとか、話の筋を知りたいとか、そういう場合はスピードリーディングができると良いですよね。勉強として読むときとか、どうしても読まないといけない小説とか、いろいろあるわけで……(あるか?)。

 いま悩んでいるのは、どうやってスピードリーディングをしていたのかが思い出せない、ということです。速く読もうとしても速くなりません。のろのろです。年を取って能力が衰えたのかもしれません。

 本を売るビジネスとして考えると、本を速く読める人がたくさんいたほうが良いですよね。なんか、画期的な速読術が発明されたりしませんかね……。本を読む人のスピードが1.2倍になれば、本の消費量も1.2倍になるわけで(なるか?)。

 冗談ではなくて、このブログも書くほうが読むよりも速いのです。つまり、アウトプットのときは頭のなかで声を出していないわけですね(僕のタイピングは早口くらいのスピード)。そうか、読むときは、少しずつ早口にしていけば良いのかな……。

 とりあえず、誰か速読の方法を教えてください(切実な悩みなのです)。

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