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小説と映画は似ている?

こんにちは! 河東遊民です。

今日は『小説と映画は似ている?』というエッセイを書きましょう。

まあ、似ているところもあれば違うところもある、というのが正確なところでしょう。

似ていると思うのは、基本的には1話でしっかり完結している、ということですね。もちろん映画と小説、どちらもシリーズ化することはありますけど、『基本的には』ちゃんと1話で完結していて、オチがついている、みたいな。

それからストーリーの密度も似ていると思います。映画は1作につき、大体120分くらいですよね。小説だと240ページ(見開き120ページ)がそれに相当します。映画を小説にしても、小説を映画にしても、ちょうど1冊と1話が対応している感じなんですよね。もちろん、作品によりますけど。そういうわけで、小説は映画と似ている部分があるため、小説の創作に映画の脚本術が使われていたりしますね。

違うところはもちろんたくさんあります。まず、規模が全然違いますよね。1作つくるのにかかるコストは、圧倒的に映画のほうが上です。人間を何人も動員しますし、動くお金の桁が軽く百倍は違うことでしょう。つまり、映画は多額のお金が動くので、失敗が許されづらいということです。もちろん小説も出版するのにお金は掛かりますが、他のコンテンツに比べると失敗したときのリスクが少ないというのは利点でしょう。

お金の面でもそうですけど、時間面でも小説のほうが短期間に制作できます(基本的には。めちゃくちゃ遅筆な人もいるので……)。

いろいろなコンテンツを見て思うのは、やっぱり小説がもっとも手軽だということですね。ひとりという最小単位でできますし、パソコンさえあればなんとかなります。パソコンがなくとも紙とペンさえあればなんとかなります。超原始的ではありますけど、だからこそ絶対に死滅しない文化だとは思います。まあ、参入が簡単なので、圧倒的に作者が多くなるという問題はありますけど……。

小説家になろうというサイトが流行していますが、たとえば素人の映画監督がたくさん映画をアップしたり……ということは起きていないわけです(起きているのかもしれませんが)。Youtubeには素人のつくった映画がたくさんアップされていたりするんでしょうか。ちょっと調査が必要かもしれません。

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