『傀儡のマトリョーシカ』が4月30日頃に講談社ラノベ文庫より発行されます!

プロットをつくらずに書く方法

こんにちは! 河東遊民です。

今日は『プロットをつくらずに書く方法』という創作に関するエッセイを書きましょう。

最近は、プロットをちゃんとつくってから書いています。ただ、プロットをつくるほうとつくらないほう、どちらのほうが面白いものができるのかというと、僕はプロットをつくらないほうだな、と感じています。しかし、プロットをつくらないことによる弊害が残念ながら多いので、多少の面白さは犠牲にして、プロットをつくることにしています。プロットをつくると完成度は高まりますが、面白さは犠牲になります。まあ、仕方のない犠牲だと思うことにしましょう。

プロットをつくってから書くタイプの人には、どうやってプロットをつくらずに書くのかわからないと思うので、ちょっと説明してみましょう。

まず、主人公とヒロインくらいは決めたほうが良いかもしれませんが、まあ、決めなくともなんとかなります。僕の受賞した作品、傀儡のマトリョーシカは主人公もストーリーも、何もかも考えずに書きました。とりあえずオープニングを書いたら、あとはそのまま主人公の気持ちになって書きます。ちょっとだれてきたら新キャラを出したり、新しいイベントを起こしたりします。

そうしているうちに事件が起こるので、適当に解決させれば物語が完成します。僕は事件が起こったあと、いったい誰が犯人なんだろう、と不思議に思いながら書き進めています。そうすると、いつの間にか勝手に張られている伏線があるので、それを回収します。おお、こんなところに犯人へ至るヒントが書いてあるじゃん、みたいな感じですね。そういう不思議な、張ろうと思っていない伏線が勝手に張られているときがあります。意外性があって楽しい瞬間ですね。

とにかく考えずに、見たままに書くということですね。頭のなかで勝手に映像が展開されるので、それを書くだけです。プロットをつくるときも同様ですが、コマ送りなので、細かい部分が見えません。

主人公の設定なども決めずに書きはじめます。たとえば、一人称が『俺』なのか『僕』なのかということも決めません。書いている途中で、しっくりくるほうに切り替えたりします。時には主人公の性別を変えることすらあります。いろいろ変更したとしても書き直しはせず、そのまま最後まで一気に書き切ってしまうことが多いですね。最後まで見えてから修正したほうが楽ですから。

まあ、そんな書き方をしているから、たくさん落選したのでしょう。

ちゃんとプロットをつくったほうが良いのかどうか、いまだにわかりません。僕が書いた作品は、プロットのない作品のほうが、明らかに面白いですけど……(他人からの評価は別)。

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