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無能な上司のつくりかた

こんにちは! 河東遊民です。

今日は『無能な上司のつくりかた』という煽りエッセイを書きましょう。

まず、この無能な上司というのは私自身のことでもあります。特に具体的な誰かや組織を指しているわけではありません(そもそも、語れるほど詳しくないし)。そういう言いわけをした上で、どうして無能な上司が生まれるのか、というメカニズムを解明していきたいと思います。

どのようにして出世するのかというと、それは仕事の功績が認められて、ということが多いでしょう。なんとなく年功序列で出世できる時代は終わったのではないでしょうか。強烈なコネでもない限りは、仕事でなにかしら結果を残したから出世するのです。そのような人間が無能なわけがないではないか……というのが、恐らくは人事の考えでしょう。

ところが、現場では有能だった人が、管理する側にまわっても有能かというと、それは違うのです。物作りをイメージしてほしいのですが、超熟練の技術者が、工場で素晴らしいものをつくるとしますよね。ところが、そこでずっと素晴らしいものをつくれるわけではなくて、素晴らしいものをつくっていると出世させられてしまうのです。あの素晴らしい技術を必要としない、管理する仕事を任され、次第に自分に向いた仕事ができなくなっていくわけです。こうして、どんどん無能な上司が量産されていくわけですね。

現場で有能な人間が管理する側にまわると無能になる、という現象は、様々なところで見られます。

まあ、最初から管理者としての才能がある人を雇用するのは難しいわけです。新卒では当然取れません。それに、現場で結果を残せる人というのは高い能力を持っている人が多いので、管理の仕事も普通にこなせたりします。むしろそういうケースのほうが多いのでしょうが、現場の仕事のほうが向いていた管理者も多くいて、そういう人のもとで働くと本当に不幸になります。気をつけたほうが良いでしょう。特に、過去に現場で実績を出してきた管理者で、しかし管理者としての才覚がないという場合が危険です。給料のために仕方なく、嫌々管理の仕事をしている上司も多いことでしょう。

そういうわけで、現場で生徒を教える仕事のほうが向いていたのに、塾長になり、面白くもない仕事を散々させられてうんざりしていたのです。本当に向いていなかったですねぇ……。

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