『傀儡のマトリョーシカ』が4月30日頃に講談社ラノベ文庫より発行されます!

『かわいいネットストーカー』の完結

こんにちは! 河東遊民です。

今日は報告です。

カクヨムで連載していた『かわいいネットストーカー』という作品が完結しました。

もしも書籍化をしたいという出版社さんがいればメールをください。

 

今日は、あとがきを書くことにします。

ちょっとネタバレになります。

まだ本編を読んでいない人は、気にならないのであればお読みください。

あとがきという名の作者の言い訳を読みたくない方も、読まないほうがよろしいかと思います。

もともと『やさしいネットストーカー』という作品があって、それを全面的に改稿しました。話の筋は、序盤は一緒ですが、中盤以降は大きく異なっています。『やさしいネットストーカー』を読んだ人でも楽しめるように、というのがコンセプトでした。『やさしいネットストーカー』の弱点は、第1章がすべて主人公の思考で出来ていることです。他のキャラクターが2章になってようやく登場します。このアンバランスさを改善するために、いろいろやってみたのでした。

一応、僕はあの作品を『私小説エンタテインメント』と名乗っています。

私小説というのは、純文学なのか、エンタテインメントなのか、判然としません。

たとえば、太宰治は純文学の人だと思いますけど、べつにエンタテインメントとしても読めると思います。現代の純文学には、私小説的なものは少ないようにも思います。まあ、あまり詳しくないので適当なことは言わないほうが良いでしょうね。

ラストまで読んでいただけた方のなかで、驚いた人はどれくらいいるでしょうか。僕は、ミステリーを好きな人なら、6割くらいは気づくかな、というように調節したつもりです。

この手のトリックは、ミステリー作家がいままでに何度も仕掛けているものです。ところが、ミステリーではなく恋愛もので出てくると、びっくりしてしまうという狙いだったわけです。それに、僕はミステリーの作者だとは認識されていません。今後はどうなるかわかりませんが、まだ代表作のない現時点では、かなり効果的に機能するかな、と目論んでいました。ミステリーだと思わずに読むと、驚ける、という仕組みですね。ミステリー作家が恋愛物を書いても、何かトリックがあるんだろと思ってしまうから、あんまりうまくいかなかったりします。乾くるみさんの『イニシエーション・ラブ』なんかは、そのパターンかもしれません。

最初から作品を読み直していただけると、ちゃんとぎりぎりのところを狙っているのがわかっていただけると思います。なぜ、高鳥さんははじめて会った主人公の家に突撃したのか、とか。高鳥さんが、赤瀬とコンビニの店員がつきあっているのか、と冗談を言った理由とか。赤瀬がコンビニの店長に挨拶をされて嫌になった理由とか……。あとはタイトルの意味とかですね。『やさしいネットストーカー』を読んだことのある人には、どうしても先入観があってだまされたのではないかと想像します。そういうところも含めたトリックなのでした。

面白いと思ったら、是非ともレビューをください。僕はこの作品の書籍化を狙っています。1つのレビューが状況を大きく変える原動力になるかもしれません。驚いて、びっくりして、面白いと思ったら、SNSなどでも拡散していただけると嬉しいです。

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