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どんな仕事に就けば良いのか?

こんにちは! 河東遊民です。

今日は『どんな仕事に就けば良いのか?』というエッセイを書きましょう。

何か物事を考えるときには、『もし、~だったら』というのが重要になります。いまの現実だけではなくて、過去や未来、あり得ない世界のことも考えられるのが、人間の思考力の素晴らしさでしょう。質問箱で、どのように就職活動をすれば良いのか、という質問があったので、それについていろいろと考えてみました。

まず、僕が考える未来の日本の経済ですが、これから徐々にダメになっていくだろうと思っています。ネガティブなことばかり言わないでほしい、という意見もわかりますが、労働人口が減っていくので、ほぼ確定した未来だと言っても良いでしょう。労働人口の減少をカバーできるくらいの技術が生まれるのを祈るか、労働人口を補充するか、という選択を迫られるわけですね。労働人口を増やすなら移民を増やすしかありませんが、没落した日本という国に、わざわざ来るでしょうか。日本語は習得するのが難しいです。移民側からしても、最初から英語の通じる国のほうが良くありませんか。日本は、いまは治安が良いですが、社会が没落していくにつれて治安も悪化していくことでしょう。可能性があるとすれば、中国(あるいは韓国)で内乱、戦争などが起きて国が分裂し、日本に亡命してくるというパターンでしょうか……。

まあ、そんな感じで、日本の未来は、やや危険だと考えています。労働人口の減少はクリティカルな問題で、これを解決できないことにはどうしようもありません。

そういった前提で考えると、10年後も絶対にあると断言できる企業は、ほとんどないと言っても良いでしょう。公務員くらいではないでしょうか。僕はトヨタですら、一歩間違えたら危険だと思います。電気自動車と自動運転の技術をどのメーカーが主導権を握るのか、ということで情勢が大きく変わりますからね。電気自動車と自動運転で日本が世界をリードできるかというと、かなり難しいのではないかと考えます。

あまりネガティブな話をしても仕方がないので、もしも僕が大学生だったらどうするか、ということを考えてみます。

特定の職業を挙げるのは難しいので、ぼんやりと考えてみましょう。僕は、年を重ねるにつれて技術が身につく仕事が良いと考えます。しかも、できれば普遍的な技術が身につく仕事ですね。世界にも通用するような能力が高まっていく仕事が良いでしょう。たとえば、英語ができるだけではどうにもならないわけです。英語の技術がどれだけ高くなってもネイティブにはかないませんから。

コンビニの店員を10年つづけたとして、身につく技術は、残念ながら大したことがないでしょう。品だしの能力とか、レジさばきとか、袋に入れる能力などが身についても、時給が劇的に上がることはありません。

それでは、どういう仕事が、技術の上昇につれ賃金が上がっていくのか、というと……。

一番わかりやすいのはプログラマーだと思います。将来のことを考えたら、かなり食いっぱぐれの少ない仕事ではないでしょうか。日本が没落すれば人件費が安くなるので、海外からの仕事を受注して食っていける可能性もあります。英語ができれば、そもそも日本で働く必要すらありません。まあ、AIの進歩によってプログラマー自体が不要になる可能性もありますが、そのときは大抵の仕事がなくなっているので、考えても無駄ではないでしょうか。その時代では、日本国民全員が公務員みたいな形になっているかもしれません。

まあ、すべて杞憂で、何事もなく日本社会は順調に進んでいく可能性もあります。それならそれで良いと思います。僕は日本が没落してほしい、とはまったく思っていません。ただ、そうなる可能性が高いから、悲観的な未来を想定して行動しておいたほうが利口だと考えています。そんな感じでしょうか……。

なんにせよ、仕事に就いたあと10年くらいは働く可能性があるわけです。ここ5年くらいのトレンドで判断せず、10年、20年といったスパンで物事を考えてみたほうが良いと思います。いま人気のある企業、いま高収入の企業が、未来もそうだとは限らないのです。

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