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承認欲求

こんにちは! 河東遊民です。

今日は『承認欲求』というエッセイを書きましょう。

承認欲求は、人間にとって基本的な欲なのではないかと思います。誰かに自分の存在を認めてもらいたい、みたいな。この欲求は、社会に自分の存在を認めてもらうことで、恩恵を得られる、みたいなものが根源にあると思います。つまり、群れに貢献すると餌がもらえる、寝る場所が得られる、みたいな原始的な欲求ではないでしょうか。承認欲求は、ある程度は仕方がないですが、過度になるとバランスを崩して大変でしょう。何か創作をしている人には、承認欲求の強いタイプの方も多いですよね。作品を読まれたい、作品を褒められたい、みたいな。まあ、極々普通の心理で、結構なことだと思います。

私は、あまり承認欲求が強いほうではありません。もちろん、褒められたら嬉しいですけど、恥ずかしい気持ちも強いです。新人賞で佳作を取ったときも、半年くらいTwitter上で秘密にしていました。家族にも、まだ言っていません。最近は宣伝目的で、受賞したことをネット上では公開していますけど、いつまでも黙っていたいな、と思っていました。私は、自分のことを自分で褒められるタイプの人間なんですね。自給自足ができているというか。そういうわけで、特に他人から褒められなくとも、自分で自分のことを褒めてあげられるので、承認欲求が満たされているのだと思います。

承認欲求が強いことで、自分は誰にも認められないとか、うじうじ悩んでしまう人もいることでしょう。承認欲求に悩んでいる人には、どのようなアドバイスができるでしょうか。

僕から言えることは『他人に褒められても得はない』ということでしょうね。ちょっと気分が良くなるだけで、実質的な得はありません。褒められても、得られるものは快楽だけなのです。しかも、一瞬の快楽です。

承認欲求の怖いところは、どんどん欲求が強くなっていくことでしょう。最初は読まれるだけで良かったのに、感想がほしくなったり、もっとたくさん褒めてほしくなったり、際限なく欲がわいてきます。まあ、欲というのはそういうものです。どこかで諦めて欲望と仲良くやっていくしかないでしょう。仏教関係の本を読むと、良い感じに欲と付き合えるのではないでしょうか。

なぜ、そんなに他人から承認されたいのか、ということを真面目に考えてみても良いと思います。

私は、本当は、もっと孤独にやっていきたいのです。こっそり、ひっそり、のんびり犬と暮らしたいですね。そのために、いまは我慢をしている、みたいな感じでしょうか。孤独欲求が強すぎるというのも、困りものだったりします。バランスですね。

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